トーンモバイルは、「端末製造」「通信」「販売」「アフターケア」までのすべてを自社で提供しているMVNOです。
いわゆる格安スマホを提供する会社です。
他の格安スマホと違って端末の製造からアフターケアまで一括で提供しているからこそ毎月の料金を安く抑えることができ、子供が持っても安全なキッズスマホとして人気ですね。
TSUTAYAと同じ会社が提供しているので、TSUTAYAの店舗でも手続きをすることができるのも、魅力のひとつです。
トーンモバイルにはオプションで保証サービスの【安心オプション】があります。
端末が壊れてしまったり、水に濡らしてしまったり、盗難や紛失の場合に新しい端末に交換してくれるサービスです。

万が一のための保証サービスなので、加入している人も多いのですが、トーンモバイルの安心オプションは本当に必要なのでしょうか?
トーンモバイルの安心オプションが必要かそうでないのか、サービス内容や月額料金を解説していきます。
トーンモバイルの保証サービス【安心オプション】とは?
トーンモバイルの安心オプションは月額500円の有料サービスです。
安心オプションに加入すると、トーンモバイルで購入したスマホが、故障・破損・水濡れ・盗難・紛失になった場合に1年に2回まで新しいスマホに交換、または修理をしてくれる保証サービスです。
一部故障・損壊 | 修理(修理不能、高額な修理になる場合は交換対応) |
修理不能・盗難・紛失 | 交換 |
端末を交換した場合の費用
トーンモバイルのスマホが破損・水濡れ・盗難・紛失になった場合は、1回につき5,000円の負担金で新しい端末に交換してくれます。
また、スマホ本体については5,000円の負担金ですが、中に入っているSIMカードも破損や紛失した場合は再発行が必要です。
SIMカードの再発行手数料が1,500円、交換手数料が500円で合計2,000円が負担金の他にかかる場合があります。
新しく交換する端末は、通常故障や破損した端末と同じ端末に交換ですが、すでに端末の製造が終了してしまっている場合は、トーンモバイルが指定した同等の端末に交換対応になります。
「壊れたから使いやすい最新モデルにして」というのはできないということですね。
盗難・紛失の場合
盗難・紛失の場合は、盗難・紛失だと証明するために警察に届け出を行う必要があります。
警察に盗難・紛失の届けを出すと、警察で届けを受理しましたということで受理番号を発行してくれます。
この受理番号をトーンモバイルに申告する必要があります。
盗難・紛失に合った場合は安心オプションを利用する前に警察に届けを出して受理番号を取得しておきましょう。
再加入ができない
トーンモバイルの安心オプションは新規契約や機種変更の申し込みをしたときにのみ加入することができます。
また、一度退会すると再度加入することはできず、また新たに機種変更したときにしか加入することができません。
機種を購入するときにしか加入することができず、一度やめてしまうと再加入することができないというところがポイントですね。
いつでも入ることができればいいのですが、機種を購入したときにしか加入ができないのが必要かどうか悩む理由になりますよね。
【注意!】トーンモバイルの安心オプションが適用にならないケース
故障や破損、盗難や紛失に備えられるトーンモバイルの安心オプションですが、場合によっては適用にならないことがあります。
・破損や水濡れ、盗難や紛失をしてもトーンモバイルに連絡せず、しばらくたってから安心オプションを申請した場合
・安心オプションを利用する場合に提出する「安心オプション利用申請書」や必要書類の内容に不備があったり虚偽の申告をしていたりした場合で、トーンモバイルから詳細な説明を求められたり書類の提出を求められたりしても提出しなかった場合
・毎月の利用料金などの支払いが滞っている場合
・故障や破損、盗難や紛失にあったときに安心オプションに加入していない、または退会していた場合
・火災・自然災害による故障、摩耗、端末を改造した場合
では、一つ一つより詳しく見ていきましょう。
故障、破損時点で安心オプション加入していない場合
故障・破損・盗難・紛失などにあって、安心オプションを利用するときに安心オプションに加入していなければ利用することはできません。
また、安心オプションの申請をして、まだトーンモバイルでの手続きが完了していないのに退会してしまっても安心オプションが適用されなくなってしまいます。
安心オプションの手続きが完了するまでは退会の手続きを行わないでください。
破損後しばらく経過後に安心オプションを申請した場合
破損や水濡れをしてもまだ使えるからといってそのまま使い続けていたり、盗難や紛失をしたりしてもすぐに対応せずにそのままにしていると、安心オプションの適用を除外されてしまうことがあります。
そうですよね、何か月も前に紛失しているのに何も対応しないでいたら本当に紛失したのか? と疑問を持たれてしまいますよね。
ただし、この「しばらくたってから」というのがどのくらいの期間のことなのかはトーンモバイルの判断となります。
いつまでに申請しなければならないという明確な決まりはありませんので、破損・水濡れ・盗難・紛失になった場合はできるだけ早く安心オプションの申請をしましょう。
必要書類の内容に不備
トーンモバイルの安心オプションを申請する場合は、「安心オプション利用申請書」の提出が必ず必要です。
この書類の記入に不備があったり、嘘をついていたりした場合は安心オプションの適用されません。
書類の不備については、書類を確認して不備があった場合はトーンモバイルから連絡がきて、再提出を求められますので、トーンモバイルの指示に従えば問題はありません。
再提出に応じずそのままにしてしまうと安心オプションの手続きが進みませんので、提出は速やかに行ってくださいね。
また、嘘の申告をしていた場合は不明な点などの確認のためにトーンモバイルから連絡がきたときに、つじつまが合わないような説明をしたりすると安心オプションの適用にならないことになります。
虚偽の申告はせずに、「安心オプションの利用申請書」を記入しましょう。
毎月の利用料金などの支払いが滞っている場合
毎月の基本料金、オプション料金、本体分割代金などトーンモバイルで契約した利用料金を支払っていない場合は安心オプションを利用することができません。
これは当然ですよね。
払わなければならない料金を払わずに保証を受けることはできません。
安心オプションを利用できるよに利用料金はきちんと払っておきましょう。
火災・自然災害による場合
火災や自然災害の時に故障や破損があった場合は、安心オプションは適用されないとのことでした。
また、端末を自分で改造してしまった場合も安心オプションの適用からはずれてしまいます。
改造したことによる故障や破損の可能性が出てきてしまうので、改造はしないようにしましょう。
ちょっと中を見てみたいということでネジを外しただけで改造したという判定になる場合もあります。
【結論】トーンモバイルの安心オプションは必要なのか?
ポイント
トーンモバイルの安心オプションは機種を購入した時にしか入ることができず、一度やめてしまうと改めて加入することができないというポイントを考えると購入した当初は加入しておくことをおすすめします。
購入して間もなく破損することや水に落とすことは可能性としてゼロではないですよね?
購入した日に落とした、盗まれた、水に濡らしたということはよくあることです!
トーンモバイルの最新機種であるTONEe19は一括購入で19,800円です。
大手3キャリアに比べればとても安くて購入しやすい価格ではありますが、それでも購入して半年くらいで破損や紛失、盗難などにあった場合は勿体ないですよね。
同じスマホを長く利用したいのならトーンモバイルの安心オプションは加入しておくべきです。
途中で解約するという方法
トーンモバイルの安心オプションはスマホ本体を購入したばかりのときは加入しておくべきです。
ですが、毎月500円のオプション料金を払い続けることと、安心オプションを使って壊れたスマホを交換する場合は負担金が5,000円かかります。
メモ
安心オプションを12か月加入した場合の月額料金の総額は6,000円で、購入して12か月の時にスマホが破損して安心オプションを利用した場合、6,000円と負担金5,000円の合計11,000円がかかる計算になります。
もし、盗難や紛失でSIMカードも再発行の場合は2,000円もさらに追加になることを考えると、新たに機種変更した方がトクですよね。
毎月の月額料金と交換した場合の負担金というお金の部分で考えれば1年くらいで退会するのも全然アリです。
なので、トーンモバイルの安心オプションは端末を購入当初は必要だが、途中で退会することをおすすめします。
ただし、退会してしまうと再加入することはできませんのでよく考えてから退会してくださいね!
もちろん、購入した機種が気に入っていてずっと長く使いたいという場合はずっと加入しておくべきです。
トーンモバイル安心オプションを申請する方法
トーンモバイルの安心オプションを利用する場合は、「安心オプション利用申請書」の記入が必要です。
①利用申請書の記入
②書類の提出
③端末、連絡を待つ
手続き自体は非常に簡単なのて誰でも迷わず進めていけるでしょう。
①安心オプション利用申請書の記入
見本を見ながら必要事項を記入します。
・重要確認事項にチェックをする
【安心オプション】を利用するにあたっての注意事項が記載されているので、よく確認してからチェックをいれてください。
・安心オプション保証番号を記入する
安心オプション保証番号は【安心オプション】の利用を開始したときにメールが届きます。そのメールに記載されている番号のことです。
もし、保証番号が分からない場合はトーンモバイルに問い合わせしてくださいね。
・修理依頼日を記入する
修理依頼日は「安心オプション利用申請書」を記入している日にちを記入します。
・契約者名とTONE050番号を記入する
契約名義人の名前と【安心オプション】を利用するスマホのTONE050番号を記入します。
契約名義はお父さんで、利用者がお子さんなど契約名義人と利用者が違う場合があるので注意してください。
その場合記入するのはお父さんで、お子さんのTONE050番号を記入することになります。
・機種についての情報を記入する
機種名や型式を記入します。
・事故内容・事故日・発生場所・状況を記入する
画面が割れてしまったなどの事故にあって機種がどうなったのかを記入します。
それが「いつ」「どこで」「どのように」起こったのかもできるだけ詳しく記入する必要があります。
・盗難・紛失の場合は警察の届出受理番号と届出をした警察署名を記入する
盗難・紛失の場合は警察に届けを行い、届出受理番号をもらってから【安心オプション】を利用することになります。
②店舗&お客様サポート窓口へ郵送
「安心オプション利用申請書」の必要事項をすべて記入したら店舗に「安心オプション利用申請書」と故障したスマホ本体の他に充電器やUSBケーブル、あれば外箱など購入した時についてきた付属品も一緒に提出します。
お客様サポート窓口に郵送する場合も、店舗受付と同じように「安心オプション利用申請書」と故障したスマホ本体の他に充電器やUSBケーブル、あれば外箱など購入した時についてきた付属品も一緒に郵送します。
③連絡がくるのを待つ
紛失や盗難、明らかに修理不能であろうひどい破損であっても、トーンモバイルのお客様サポート窓口で機種の状態や「安心オプション利用申請書」の確認をしてから新しい端末の郵送となります。
【提案】トーンモバイルの安心オプションにまずは加入するべき
トーンモバイルの安心オプションはあくまでも保証です。
お子さんに持たせることを考えると、万が一のために加入しておいたほうがいい気持ちをもつ人も多いでしょう。
簡単な端末の誤作動に関しては、トーンモバイルの置くだけサポートで解決は可能です。
さらに詳しく
破損レベルの保証が必要なのか?必要でないのか?はどうしても各ご家庭の考えによって判断は変わってくるとしか言えません。
注意
ただ、トーンモバイルの安心オプションは新規契約や機種変更などの機種を購入した時にしか加入することができませんし一度退会してしまうと再度加入することができないというところがポイントです。
購入した時にしか入れないのであれば、加入しておいた方がいいとも言えます。
安心オプションのオプション料金が毎月500円かかることと、交換になった場合の負担金が5,000円、SIMカードの再発行手数料で2,000がかかることを考慮するとずっと加入し続ける必要はありません。
購入から1年が過ぎたころには月額料金の総額と交換負担金の合計が11,000円になるので、それ以上安心オプションに加入していても月額料金が増えるだけなので、新しく機種変更した方がお得になります。
ですので、迷う場合は購入した当初は安心オプションに加入しておいて、途中で解約してしまうという選択肢もありでしょう。
トーンモバイルで安心オプションに加入するか悩んでいた人はぜひ参考にしてくださいね。