キッズ携帯をキッズスマホって何が違うの??って質問されたんです。
確かに分かりにくいところもあるかもしれません。
同じようにそれぞれの違いを把握していない人ももしかしたら多いんじゃないでしょうか。
キッズ携帯とキッズスマホは違います!
なので、ごっちゃにしてしまうとお子さんにどの端末を持たせるべきなのか?と悩んでしまう可能性がでてきます。
注意ポイント
キッズ携帯とキッズスマホでは、機能が違うためできることはもちろん本体端末代金も違いますので月々の料金も異なってきます。
聞けば「な~んだ、そんなこと」と簡単なことですのでこの記事で、キッズ携帯とキッズスマホを同じだと思っていた人は違いを明確にしておきましょう。
では、キッズ携帯とキッズスマホのそれぞれの違いをお伝えしていきますので参考にして下さい。
【比較】キッズ携帯とキッズスマホ違い
分かりやすいように、キッズ携帯とキッズスマホの違いを一覧表にしてまとめてみました↓
キッズ携帯 | キッズスマホ | |
防犯機能 | 〇 | 〇 |
電話 | 〇(登録数制限あり) | 〇 |
メール | 〇(SMSのみ) | 〇 |
ネット接続 | × | 〇 |
上記の表から分かるように、キッズ携帯とキッズスマホではできることに違いがあります。
キッズ携帯には、ある程度の制限がかかっているイメージをもつといいかもしれません。
ポイント
世間一般的には、小学生の期間中は「キッズ携帯」を持たせ13歳を超え中学生以上になると「キッズスマホ」に変更させるという考えをもつご家庭が多いですね。
では、機能面やできること、各料金面での違いを詳しく見ていきましょう。
機能・できることの違い
キッズ携帯は、本当に最低限のことしかできません。
そのため対象年齢が小学生の小さなお子さんであり、キッズ携帯を持たせる理由が防犯対策であるご家庭は多いです。
主に、GPSを使った位置情報の取得や防犯ブザーなどの機能が使えることがキッズ携帯の価値であると言えるでしょう。
電話、メールもできますが登録数も決まっていますし必要以上の人とは連絡ができないようになっています。
ネットに接続できないので、もちろんラインだって使えません。
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反対に、キッズスマホはそうではありません。
特に私たち親世代が所持しているスマホを大きな違いがなく、普通のスマホとして使えてしまう特徴があります。
一般のスマホに防犯機能を付け加えたものが、キッズスマホだとイメージしておけば大きく違わないですね。
また、キッズ携帯とは違いネット通信ができてしまいます。
子供でも安全に閲覧ができるように「使用制限」「利用制限」のフィルタリング機能が搭載されているのもキッズスマホの特徴だと言えるでしょう。
キッズ携帯とキッズスマホでこれだけできることに違いがあるわけですから、料金面でも差がでてくるのは当然です。
月額料金・維持費の違い
キッズ携帯よりもキッズスマホのほうができることも多く、契約できるプランも異なるため月々の維持費が高くなります。
高いというよりも、子供に持たせるキッズスマホとはいえ毎月に必要になる月額料金は大人のそれと大きく違いはありません。
しかし、キッズ携帯はそうではありません。
ドコモ、au、ソフトバンク各キャリアでキッズ携帯専用プランが設けられていて基本料金が500円で利用が可能です。
(2年契約の場合)
できることが少ないこともあり、キッズスマホと比べキッズ携帯は月々の維持費が安く抑えられるのは見逃せない大きなポイントになってくるでしょう。
キッズ携帯もキッズスマホも端末の種類は少ない!
キッズ携帯とキッズスマホはいずれにせよ選べるほど端末の種類は存在しません。
また、キッズ携帯に関してはドコモ、au、ソフトバンクの各キャリアからしか発売されていません。
2020年3月現在は以下のキッズ携帯の機種が発売されています。
キャリア | キッズ携帯 |
ドコモ | ドコモキッズケータイf-03J |
ドコモキッズケータイSH-03M | |
au | マモリーノ4 |
マモリーノ5 | |
ソフトバンク | みまもりケータイ4 |
キッズフォン | |
キッズフォン2 |
ドコモとソフトバンクは2019年秋冬モデルで新機種が登場して、選択肢が増えたとはうれしいですね。
まぁ種類が豊富であったとしても、できることは大体一緒ですからね。
同じように、キッズスマホやジュニアスマホと呼ばれる端末も非常に少ないです。
キッズスマホに関しては各キャリアで取り扱っているのも、auのみなんです。
キャリア | キッズスマホ |
au | ミライエフォルテ |
TSUTAYA | トーンモバイル |
auユーザーであれば、子供向けのキッズスマホに機種変更をすることが可能です。
しかし、ドコモやソフトバンクではTSUTAYAが提供をしているキッズスマホであるトーンモバイルか、キャリアの一般のスマホを契約する必要がでてきます。
ポイント
トーンモバイルはいわゆる格安SIMにあたるのですが、子供向けに制限をかけれたりGPSで位置情報を確認できるみまもり機能が搭載されています。
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア以外で唯一、子供に持たせることができるキッズスマホなんです。
もし、au以外のキャリアで子供にスマホを持たせたい場合は、一般のスマホをキッズスマホへと自分たちでカスタマイズをする必要性があるんですね。
一般スマホ→フィルタリング機能を活用
キッズスマホとキッズ携帯での違いはなんといっても、ネット接続ができること。
なのでサイトの閲覧やYouTube動画だって見放題です。
親が監視できるのには限界がありますので、目を離してる間にスマホで何か変なことはしていないか?と心配になる人もいるでしょう。
各キャリアではフィルタリング機能のサービスを提供しています。
ネットに接続できる時間の制限だったり利用制限まで親側で操作することもでき、子供がどんなサイトを見ていたか?の履歴チェックもで可能になるので安心です。
このようにフィルタリング機能を各スマホに付け加え制限をつけることで、一般スマホをキッズスマホにすることもできるんです。
注意ポイント
しかし、あくまでも利用制限をかけるだけなので本来のキッズスマホのようにGPSを使った位置情報の確認などの防犯機能は搭載されません。
防犯機能を兼ねそろえた本当の意味でのキッズスマホを必要とするなら、auのミライエフォルテかトーンモバイルの2択になってくるでしょう。
【結論】キッズ携帯とキッズスマホどちらを持たせるべきか?
キッズ携帯とキッズスマホどちらを子供に持たせるべきなのか?迷うところかもしれません。
選ぶ一つの基準としてはお子さんの年齢でしょう。
小学生卒業まではキッズ携帯を持たせ、中学生入学するタイミングでキッズスマホに機種変更する。
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便利さで選ぶのであれば、間違いなくキッズスマホですよ。
やっぱりできる機能が圧倒的ですし、ネット検索やアプリのダウンロードだってできるわけですから。
便利ですけど、その機能が小学生の時期にでも必ず必要か??ということだと思うんですよね。
あくまでも、子供の身の安全を確認できるツールとして活用することを考えればキッズ携帯でできることで十分。
料金も安く負担も少ないですからね。
どのような目的で子供に携帯を持たせようとしているのか?を考えるとキッズ携帯とキッズスマホどちらを選ぶべきかも検討しやすいのではないでしょうか。