ソフトバンクでは、対象の料金プランのウルトラギガモンスター+を利用する場合に、家族割引グループに加入しているとみんな家族割+が適用されて、ウルトラギガモンスター+の月額料金を最大2,000円安くすることができます。
家族みんなでソフトバンクを使っているなら、子供がスマホデビューする場合にはみんな家族割+を利用するのがおすすめです。

ソフトバンクのみんな家族割+の条件や対象プラン、毎月の利用料がどのくらいになるのかなど詳しく解説していきますので、これからソフトバンクで子供のスマホデビューを検討している親御さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ソフトバンクのみんな家族割+とは?
ソフトバンク公式:みんな家族割+
みんな家族割+とは、家族割引グループに加入している人が対象の料金プランである「ウルトラギガモンスター+」を利用した場合に、家族割引きの回線数に応じて月額料金を最大2,000円割引きします。
割引額
2回線:500円割引き
3回線:1,500円割引き
4回線以上:2,000円割引き
家族で4回線以上がカウントの対象になる料金プランを利用していれば、回線ごとに2,000円ずつ割引きを受けることができます。
もしも、家族4人がそれぞれウルトラギガモンスター+で契約していた場合には、1回線ごとに2,000円が割引きされるので、4人合わせて8,000円も毎月割引きを受けることができるということになります。
なので、家族みんなでソフトバンクを利用する場合には、みんな家族割+が適用されるだけでウルトラギガモンスター+をお得に利用することができ、家族が多いほど毎月の利用料を安く抑えることができます。
みんな家族割+の適用条件
・割引き対象は、「ウルトラギガモンスター+(データ定額50GB+)」
・家族割引に加入していること
・「ウルトラギガモンスター+(データ定額50GB+)」、「ミニモンスター(データプランミニ)」、「スマホデビュープラン(データプラン1GB)」などのデータ定額サービスに加入している家族割引グループの回線数に応じて割引き
みんな家族割+が適用される条件は、①家族割引グループに加入して、②対象料金プランであるウルトラギガモンスター+を利用することの2点です。
☑【ソフトバンク】中学生の子供にスマホを持たせる場合の料金プランの選び方
さらに、【みんな家族割+が適用されるのはウルトラギガモンスター+のみ】なんですが、家族割引グループでウルトラギガモンスター+以外の料金プランを利用していて、カウント対象の料金プランだった場合には、みんな家族割+の回線数のカウントに含まれるということになります。
父 | 母 | 娘 | 息子 | |
料金プラン | ウルトラギガモンスター+ | ミニモンスター | ミニモンスター | スマホデビュープラン |
割引き対象 | 〇 | × | × | × |
回線数カウント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
割引き額 | -2,000円 | × | × | × |
イメージを表にしてみました。
家族4人でソフトバンクを利用していたとして、お父さんはウルトラギガモンスター+を利用しているが、他の家族はミニモンスターまたはスマホデビュープランを利用していた場合です。
割引き対象は父のウルトラギガモンスター+1回線だけですが、他の3回線は回線数のカウント対象になっている料金プランのため、父のウルトラギガモンスター+の割引額は4回線分の回線数ということになるため、2,000円が割引かれるということになります。
父以外の家族は、カウントの対象料金プランを利用していますが、割引き対象の「ウルトラギガモンスター+」ではないため、特に割引きなどを受けることはできません。
これがもし仮に、全員がウルトラギガモンスター+を利用していた場合には、それぞれの回線ごとに2,000円ずつ割引きが適用されるということになります。
ソフトバンクの家族割引グループの定義
このように、ソフトバンクでは家族割引グループに加入して、ウルトラギガモンスター+を利用すると毎月の利用料を安くすることができますので、ソフトバンクを利用する場合には家族みんなでソフトバンクにするのがおすすめです。
それに、ソフトバンクの家族の定義は、他のキャリアとは少し違っていて、血縁関係のある家族なら親等数も関係なく、親族であることを証明することができる書類を提出できれば、一緒に暮らしてなくても適用できます。
家族が3人家族だったとしても、親戚がソフトバンクを利用しているなら一緒の家族割引グループに加入することで、みんな家族割+の回線数を4回線以上にすることも簡単にできるということなんですよ。
家族以外の血縁や婚姻関係がない人でも、同じ住所に住んでいれば家族として認識してくれます。
そのため、友人同士で住まいをシェアしている場合でも、同棲しているカップルで別姓であっても、住所が同じなら家族割引を組むことが可能です。
このように他の大手キャリアと比べると、家族の定義というのが広くなっているので、ソフトバンクなら簡単に家族割引グループに加入することが可能です。
みんな家族割+でウルトラギガモンスター+を利用した場合の月額料金
それでは実際に、4人以上で家族割引グループに加入していた場合で、ウルトラギガモンスター+を申込んだ場合の月額料金についてみていきましょう。
ウルトラギガモンスター+ | 7,480円 |
みんな家族割+(4回線以上) | -2,000円 |
1年おトク割(12か月間) | -1,000円 |
おうち割光セット | -1,000円 |
合計 | 3,480円(12か月間) |
ウルトラギガモンスター+は、月額7,480円でデータ容量が50GBまで利用できる他に、対象の動画SNSサービスがデータ消費なしで使い放題になる大容量プランです。
この料金プランでスマホデビューをする場合には、みんな家族割+の他に1年おトク割で12か月間1,000円割引きされ、自宅のインターネットをソフトバンクで契約していた場合にはさらに1,000円が割引かれます。
メモ
併用可能な割引きサービス
・1年おトク割
初めて対象の料金プラン「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」「スマホデビュープラン」のいずれかを契約した場合、申し込みした当月から12か月間1,000円を割引きする
・おうち割光セット
自宅のインターネットをソフトバンク光などを利用していて、スマホの料金とセットにすることで、対象料金プランの「ウルトラギガモンスター+」または「ミニモンスター」の月額料金から1,000円を割引きする
このように、他の割引きサービスと合わせると最大4,000円まで割引くことが可能なため、月々3,480円でデータ通信をたくさん行うことができます。
料金プランミニモンスターとの比較
ソフトバンクの料金プランには、データ量を使った分だけ支払うことができるミニモンスターという料金プランもあります。
「スマホデビューしたばかりだし、中学生だから使える時間帯を制限したりするから毎月50GBも使わない」
ということも考えられますよね。
その場合は、データ容量を使った分だけ支払うことができるミニモンスターで契約するということもできます。
ミニモンスターを利用した場合、ウルトラギガモンスター+でみんな家族割+が適用された場合と月額料金にどのくらいの違いがあるのか、比較してみました。
ミニモンスター | ~1GB | ~2GB | ~5GB | ~50GB | ウルトラギガモンスター+ |
月額料金 | 3,980円 | 5,980円 | 7,480円 | 8,480円 | 7,480円 |
1年おトク割(12か月間) | -1,000円 | -1,000円 | |||
おうち割光セット | -1,000円 | -1,000円 | |||
みんな家族割+(4回線以上) | ― | -2,000円 | |||
合計(12か月間) | 1,980円 | 3,980円 | 5,480円 | 6,480円 | 3,480円 |
ミニモンスターを利用する場合は、使用したデータ量が1GBまで、2GBまで、5GBまで、50GBまでの4つのステップで定額料金が分かれています。
1GB以下のデータ利用量だった場合には、月額3,980円の定額料となり、さらに1年おトク割とおうち割光セットを併用することができるため、最大2,000円が割引きできます。
割引きサービスが適用された場合には、月額1,980円から利用することができるようになるため、ウルトラギガモンスター+よりも安く利用することができますね。
しかし、データ容量を1GB以上利用してしまった場合にはどうでしょうか?
割引きサービスを併用したとしても、ウルトラギガモンスター+でみんな家族割+が適用された場合の月額料金よりも高くなってしまっていますよね。
もしも2GBでも足りなくてそれ以上使ってしまった場合には、月額2,000円も高くなってしまいます。
ミニモンスターはみんな家族割+が適用外
ミニモンスターは、みんな家族割+のカウント対象にはなりますが、割引きの対象にはならないということは先ほど解説しましたよね。
そのため、ミニモンスターで併用することができる割引きサービスは、1年おトク割またはおうち割光セットしかありません。
月額料金だけで考えると、毎月1GB以内のデータ容量で抑えることができる場合には、ミニモンスターの方が月額料金を安く抑えることができますが、もしも1GB以上になってしまった場合には、みんな家族割+を利用してウルトラギガモンスター+を利用した方がお得になるということなんです。
スマホデビューしたばかりの中学生が、データ容量を気にしながらスマホを利用することが可能なのかどうかがポイントですよね。
データ1GBの目安、動画視聴やゲームは要注意
データ容量が1GBというのがどのくらいの量のことなのか、目安を算出してみました。
目安の通信量 | |
ウェブサイト閲覧 | 約230KB~1MB |
メール300文字程度 | 約10KB |
地図表示 | 約1,5MB |
YouTubeで3分の動画視聴 | 10MB |
あくまでも目安にはなりますが、ウェブサイトやメールの送受信、地図を表示したりするなどの場合には、そこまで通信量が多くなるということはありません。
しかし、スマホを利用する場合には、動画視聴やゲーム、音楽再生、アプリダウンロードなどについてのデータ消費量を考えなくてはなりません。
もしYouTubeで動画を視聴する場合には、3分程度の動画をみるだけで10MBもの通信量がかかります。
動画を30分見た場合には、単純計算で100MBもかかります。
30分の動画を10日間視聴したらあっという間に1,000MB、つまり1GBに到達します。
ゲームの場合は、ゲームアプリをダウンロードする段階でまず数百MBがかかります。
データ容量が大きいゲームだった場合には、ダウンロードするだけで1GBを超えてしまうこともあります。
さらに、利用している間中データ通信が行われていますので、ゲームをするたびにデータ量はどんどん増えていきます。
音楽をダウンロードする場合も同じですし、文字だけのメッセージではなく、高画質な写真を送ったり動画を送った場合には、データ量はかなり大きくなっていきます。
そのため、毎月のデータ利用量を1GBで抑えるためには、自宅などのWi-Fiで接続した場合にしかアプリや動画視聴を行わないようにするなど、徹底した管理が必要になるということです。
中学生の子どもにデータ容量を気をつけなさいと言ったところで、守ろうとするのはかなり難しいですよね。
それなら1GB以内に収めようとするよりも、毎月50GBまで利用できてさらYouTubeなどの動画やSNSサービスがデータ消費なしで使い放題で利用することができる、ウルトラギガモンスター+で利用したほうがお得だと考えれられるのではないでしょうか。
ソフトバンクで子供がスマホデビューするならみんな家族割+に申込まないと損
ポイント
・みんな家族割+は、家族割引グループで対象の料金プランを利用している回線数に応じて、ウルトラギガモンスター+の月額料金を最大2,000円まで割引くことができる
・みんな家族割+を申し込む場合は、ミニモンスターで1GB以上利用する場合とウルトラギガモンスター+で利用する場合の月額料金が同じになる
・スマホでゲームや動画視聴をするならデータ容量は1GBじゃ足りない
ソフトバンクのみんな家族割+について解説していきました。
みんな家族割+は、家族でソフトバンクを利用する場合に、料金プランをウルトラギガモンスター+にすれば簡単に割引きを適用することができるので、毎月最大2,000円もお得に利用することができます。
ミニモンスターで契約して1GB以上利用する場合は、みんな家族割+を利用してウルトラギガモンスター+を契約した方が、同じ月額料金でデータ容量を50GBまで利用することができます。
子供がスマホデビューするなら、みんな家族割+に加入するだけで毎月の維持費を安くすることができますので、ぜひウルトラギガモンスター+で契約してみんな家族割+に申し込むことをおすすめします。