子どもにスマホを持たせようと考えている親御さんは、スマホが壊れた時の修理費用が気になるという人もいると思います。
楽天モバイルでは、スマホが壊れた時に本体をまるごと新品同等の同じ機種に交換することができる、スマホ交換保証プラスが利用できます。
しかし、スマホ交換保証プラスは月額料金が650円かかるので、月々の負担を安く抑えるなら加入はしたくないと考えている人もいるのではないでしょうか。
スマホ交換保証プラスとはどんなサービスなのか、子どもに持たせるなら保証は必要なのか、スマホ交換保証プラスについて解説していきます。
楽天モバイルでスマホの購入を検討している人は、参考にしてみてくださいね。
楽天モバイルのスマホ交換保証プラスとは?
楽天モバイルのスマホ交換保証プラスとは、スマホやモバイルルーターが故障や紛失したときに、新しい同一の機種に交換してくれるオプションサービスです。
月額650円で利用することができ、利用する場合は、楽天モバイルで端末購入時に一緒に申込みを行います。
スマホ交換保証プラスでは、以下のサービスを利用することができます。
スマホ交換保証プラスのサービス内容
- 交渉したら同一機種に交換
- 最短で当日に届けてくれる
- どんな機種も一律6,000円で交換
それぞれのサービス内容について詳しく解説します。
故障したら同一機種に交換
破損、全損、水没などによる故障や、盗難・紛失時にスマホ交換保証プラスを利用すれば、新品同等の同一機種を自宅まで届けてくれます。
修理ではなく、まるごと新しい機種に交換なので、バッテリーも新しいものに交換してもらえます。
交換できるのは同一機種が基本で、気に入っていた機種を壊してしまっても同じ機種の新品同等の機種に交換できるので、安心して利用できますよ。
万が一、同一機種が在庫にない場合は、同等程度の性能の機種と交換します。
最短で当日に届けてくれる
対象地域なら、昼12時までに受付が完了すれば、最短で当日中に交換品をお届けしてくれます。
対象地域
・東京
・神奈川
・千葉
・埼玉
壊してしまってもすぐに新しい機種を届けてくれるので安心です。
対象地域以外の場所でも、全国各地に最短で翌日には届けてくれるので、スピーディーな対応をしてくれます。
さらに、東京23区内なら別途オプション料として3,000円を負担すれば、4時間スピード配送も利用することができます。
4時間スピード配送は、9時~17時の間に受付が完了すると、受付完了から4時間以内に配送してもらえます。
どんな機種も一律6,000円で交換
スマホ交換保証プラスは、機種や購入価格問わずすべてのスマホやモバイルルーターが一律6,000円で交換することができます。
10万円以上もした高価な機種も、スマホ交換保証プラスを利用すれば、たったの6,000円で新しい機種に交換してもらうことが可能です。
交換品の受け取りは自宅以外も指定可能
交換品の受け取りについては、自宅以外に、コンビニや宅配ロッカーなどを指定することができます。
利用可能なコンビニ:ファミリーマート・デイリーヤマザキ・ポプラなどの一部店舗
仕事や学校で自宅に帰るのが遅く、受け取ることができないという人も、仕事帰りに寄れるコンビニや宅配ロッカーを利用すれば確実に受け取ることができます。
スマホ交換保証プラスの利用方法
スマホ交換保証プラスの利用方法についても紹介します。
利用方法
- my楽天モバイルに記載されている専用電話番号へ電話
年中無休・営業時間:9時~20時 - my楽天モバイルの専用ページで申請
スマホ交換保証プラスの利用は、専用電話番号に電話するか、my楽天モバイルの専用ページから申請します。
申請が完了すると、当日~翌日中に交換品を届けてもらえます。
届くまでにやっておいた方がいいこと
データのバックアップ
セキュリティの解除
アクセサリーや保護シート、ケースの取り外し
申請して交換品が届くまでに上記の3つのことを事前に行っておくと、交換機をスムーズに利用することができます。
まずは、データのバックアップは必ずとるようにしてください。
故障した機種は、データを完全に消去して楽天モバイルに返送します。
交換機が届いたらすぐに利用したいですし、データを残しておくこともできないので、故障した機種が操作できる状態なら早めにすべてのデータのバックアップをとるようにしましょう。
ロック番号や指紋・顔認証などのセキュリティについてもすべて解除して楽天モバイルに返送しなければなりません。
動かせる状態にあるなら、事前にロックをすべて解除しておきましょう。
アクセサリー類や保護シート、ケースが付いている状態では、楽天モバイルで預かることはできませんので、機種に付けているものはすべて取り外してください。
これらの作業を先に行っておくと、交換品が届いたらすぐにデータを移行して普段通り利用することができますよ。
スマホ交換保証プラスの注意点
スマホ交換保証プラスの注意点・デメリットについても解説していきます。
1年間で3回までしか利用できない
スマホ交換保証プラスは、1年間で3回までしか利用することができない回数制限があります。
1年の間に3回使ってしまったら、1年が経過するまでスマホ交換保証プラスを利用することができません。
紛失・盗難については、3回のうち2回までとなっています。
回数の上限までスマホ交換保証プラスを使ってしまって利用できなくても、月額料金の支払いは続きます。
何度も壊す恐れがある場合は、利用回数に注意が必要です。
月額料金のほかにサービス利用料がかかる
スマホ交換保証プラスは、月額650円の有料オプションです。
使っても使わなくても毎月650円を負担しなければなりません。
さらに、スマホ交換保証プラスを利用するときは、6,000円の交換費用がかかることになります。
- 1年間でスマホ交換保証プラスを1回利用した場合
650円×12カ月=7,800円
利用料6,000円
合計:13,800円
スマホ交換保証プラスを1年間で1回利用した場合は、月額料金と合わせるとトータルで13,800円もかかっています。
1回の交換費用が6,000円でお得に感じますが、毎月650円の支払いが必要で年間7,800円も保険料の支払いがあると考えると、場合によっては修理で直した方がいいこともありますよね。
楽天モバイルで端末を購入する時しか申込みできない
スマホ交換保証プラスに申込みができるのは、楽天モバイルで機種を購入して新規契約または機種変更を行うときに、同時でしか申込みができません。
したがって、契約した後に加入することはできませんし、一度廃止してしまうと、次回楽天モバイルで機種を購入するまで加入することができなくなってしまいます。
スマホ交換保証プラス対象外になるケースがある
スマホ交換保証プラスは、故障や破損、水濡れ、全損、盗難・紛失などのあらゆるトラブルで利用することができますが、利用状況や機種の状態によってはサービスを利用することができないこともあります。
保証対象外の主な理由
・サービス利用料を滞納している
・申請書や提出を支持された資料を期間内に提出しない
・受取先に日本国外の住所を指定
・戦争・天変地異(地震、津波、洪水)などで故障した場合
・故障した原因が契約者や同居家族の故意または重大な過失が原因だった場合
・故障の原因がさび、変色、虫食いなどの場合
・機種の性能に関係のない汚れや擦り傷、塗装の剥がれ
・スマホ交換保証プラスを申込んだ製品の識別番号が契約番号と一致しない場合
・機種を改造した場合
契約者が故意に壊してしまった場合はスマホ交換保証プラスを使うことはできませんし、破損や水濡れがあっても機種の性能に問題がないときは利用することができません。
機種が壊れたら必ずサービスを利用することができるということではないということです。
楽天モバイルを子どもに持たせるなら交換保証プラスは必要か?
楽天モバイルを子どもに持たせるなら、スマホ交換保証プラスは必要なのか、考えてみました。
スマホ交換保証プラスが必要なケース
- 本体価格が高いスマホを購入する
- 壊したことがある、モノを乱暴に扱う
- 購入するスマホが防水対応でない
スマホ交換保証プラスが必要だと考えられるケースは、以上の3つになります。
本体価格が高いスマホを購入する
楽天モバイルでは、本体価格が1万円台で購入できる安いものから、10万円を超える高額なものまで幅広く販売されています。
最初に解説したように、スマホ交換保証プラスは月額650円を負担しつつ、さらにスマホ交換保証プラスを利用するときは、一律6,000円を負担しなければなりません。
例えば、本体価格が17,000円の楽天ミニを子どもに持たせる場合はどうでしょうか。
月々650円を払うだけで年間7,800円もサービス料を支払い、さらに交換費用を6,000円負担することを考えると、スマホ交換保証プラスに加入せずに、壊れたら新しいスマホを購入することも可能ですよね。
ですが、本体価格が10万円近くする高額なスマホを子どもに持たせるなら、スマホ交換保証プラスは加入しておいた方がいいですね。
年間7,800円の負担で、万が一スマホが壊れた時も6,000円で同じ機種を買い直すことができます。
実質13,800円で10万円もする同じ機種を手に入れられるなら安いですよね。
スマホを壊したことがある、モノを乱暴に扱う
スマホを持たせる子どもが以前もスマホを壊したことがある場合は、スマホ交換保証プラスは加入しておいた方がいいでしょう。
モノを投げたりぶつけたり、乱暴に扱う可能性がある子どもも、いつ故障してもいいようにスマホ交換保証プラスは加入しておいた方がいいですね。
「スマホを利用している人の約3人に1人がスマホを壊したことがある」というアンケート結果があります。
非常に多くの人がスマホを壊した経験を持っているので、それが子どもならなおさら故障や破損の心配があります。
万が一のときに、スマホ交換保証プラスに加入しておけば、負担を最小限に抑えて新品同等の機種に交換してもらうことができるので安心です。
購入するスマホが防水対応でない
子どもに持たせるスマホに防水対応や耐衝撃などの耐久性のない機種を持たせるなら、スマホ交換保証プラスは加入してくことをおすすめします。
スマホは精密機械なので、水や振動、衝撃、高温、低音などに弱いです。
防水対応になっていないスマホを濡れた手で触ってしまったり、水に落としてしまったりしたら、少しのことでも故障の原因になってしまいます。
楽天モバイルで防水対応になっていないスマホ
・Galaxy A7
・楽天ミニ(防滴)
・HUAWEI nova 5T
・OPPO A5 2020
楽天モバイルで販売されているスマホのうち、上記の4モデルでは防水に対応していません。
これらの機種は低価格で子どもに持たせやすいものも多いですが、その分防水性能などの便利な機能が搭載されていないので、利用するときは注意しなくてはならないのが難点です。
しかし、先ほど解説したように、スマホ交換保証プラスは月額料金とサービス利用料の支払いが必要になるので、上記の4モデルを利用するときも必ずしもスマホ交換保証プラスに加入した方が得ということではありません。
価格と比較して、スマホ交換保証プラスに入った方が得なのか検討する必要がありますよ。
子どもに持たせるなら必ずしも必要ではない
スマホ交換保証プラスのポイント
月額650円
サービス利用料は一律6,000円
故障・破損・水没・盗難・紛失などのあらゆるトラブルに対応
最短当日配達
申込みは契約と同時のみ
利用回数は年間で3回まで
スマホ交換保証プラスが子どもに楽天モバイルでスマホを持たせるなら必要なのか、スマホ交換保証プラスについて詳しく解説してきました。
スマホ交換保証プラスに加入しておけば、万が一のときも少ない負担で新品同等の機種にすぐに交換することができます。
高額なスマホも一律6,000円で交換することができるので、楽天モバイルで高価なスマホを購入するなら、加入しておいた方が安心です。
しかし、本体価格が1万円や2万円程度の安い機種を使わせるなら、スマホ交換保証プラスにわざわざ加入しなくても、壊れた時に新しい機種に買い替えればいいだけなので、その場合は無理に加入しなくてもいいと思います。
どちらにしても、スマホ交換保証プラスはスマホを購入したときにしか加入することができないので、スマホ交換保証プラスに加入するか迷っているなら、とりあえず加入しておいてはいかがでしょうか。
不要だと判断したときはいつでもサービスを廃止することが可能です。