キッズ携帯を購入する場合、すでに契約しているキャリア同士にするのが基本的な考えです。
携帯代を節約するために格安SIMを利用しているご家庭は増えていますよね。
しかし、この場合だとドコモ、ソフトバンク、auのいわゆる三大キャリア以外に当たるというわけです。
って思うご家庭も多いはず。
でも、2020年度のキッズ携帯のおすすめでもお伝えしているように残念ながらキャリア以外ではキッズ携帯という概念をもった端末や契約プランはありません。
では、親がキャリア利用していないケースで子供だけのキッズ携帯の単独契約が可能なのかどうか?
今回は単独での契約について詳しく解説していきましょう。
【各キャリア】キッズ携帯の単独契約できるの?
親が非キャリアであったとしても、三大キャリアから発売されているキッズ携帯の単独契約はできます。
なので、格安SIMを利用しているご家庭の人でもキッズ携帯を子供に持たせてあげることはできるんです。
ポイント
同じくドコモ、ソフトバンク、auを利用している時に親が格安SIMに乗り換えた場合でもキッズ携帯だけの単独契約はできます。
ただ、ソフトバンクのキッズ携帯の1機種に関しては単独契約ができません。
そういった例外もあることをふまえ各キャリアのキッズ携帯の単独契約に関しての対応をそれぞれ見ていきましょう。
ドコモキッズ携帯の単独契約→可能【〇】
端末 | 単独契約 | |
ドコモ | キッズケータイ F-03J | 〇 |
ドコモから発売されているキッズケータイF-03は単独契約ができます。
ソフトバンクキッズ携帯の単独契約→機種による【△】
端末 | 単独契約 | |
ソフトバンク | キッズフォン | 〇 |
ソフトバンク | みまもりケータイ4 | × |
表のようにソフトバンクから発売されているキッズ携帯であるキッズフォンに関しては、単独での契約はできます。
が、みまもりケータイ4は単独契約できない点は勘違いのないようにしましょう。
auキッズ携帯の単独契約→可能【〇】
端末 | 単独契約 | |
au | マモリーノ4 | 〇 |
au | マモリーノ5 | 〇 |
auで発売されているキッズ携帯であるマモリーノシリーズは、2機種ともそれぞれ単独契約ができるようになっています。
【注意!】キッズ携帯の単独契約はできるのですが・・
お伝えしたようにドコモ、au、ソフトバンクのいずれのキャリアでもキッズ携帯のみの単独契約ができるようになっています。
なので、例え格安SIMを契約してて非キャリアであったとしても子供にキッズ携帯を持たせることは可能です。
キッズ携帯の単独契約には大きなデメリットともいうべき注意するべきポイントがあるんです。
【各キャリア共通】GPS機能を使った位置情報の利用が不可
キッズ携帯を子供に持たせる理由の多くが子供の居場所を把握することだと思います。
そのために必要になってくるGPSの取得なのですが、単独契約だと利用ができません。
位置情報提供サービスはキッズ携帯に付くのではなく、親の機種に契約する必要があるためですね。
そのため、親がキャリア以外の携帯を所持していることはGPS機能の使用ができないことを意味します。
キッズ携帯の最大の武器ともいえる子供の位置確認に関しては、親も子供も同じキャリアでないとその機能を利用することができないんです。
電話の通話料が家族内であっても有料
格安SIMの端末から各キャリアのキッズ携帯に電話をすることはもちろんできます。
できますが、通話料がかかります。
キャリア同士でないため家族内であったとしても通話代は常に請求されることもキッズ携帯の単独契約を考えているのであれば注意しないといけない点であると言えるでしょう。
ドコモ、au、ソフトバンクのいずれであっても30秒に20円がかかります。
キッズ携帯を子供に持たせればすぐに実感しますが、電話をかける頻度は思っている以上に多いです。
なので、通話料が無料じゃないとちょっと内心かなり請求にビクビクしてしまうのでキッズ携帯としての役割も半減してしまうと思います。
メモ
ソフトバンクに関しては契約プランの中に「5分間通話料無料」のサービスが含まれているので、時間内であれば通話料は無料です。まだマシですけどGPS機能の利用はできません。
【ご提案あり】単独契約にほとんど意味がない・・どうするべきか?
親が格安SIMなどで契約していてもドコモ、ソフトバンク、auのキャリアでキッズ携帯の単独契約はできます。
しかし、位置情報が取得できないし通話料も高い・・というメリットがないことはあまりキッズ携帯を契約する意味があるのかどうか?さえも疑う話になってきます。
それでも子供にキッズ携帯を持たせたい!と思う場合、格安SIMからキャリアに乗り換えるしかないのか?と考えてしまいますよね。
それはそれで、ご家庭には負担のはず。
キャリアに戻す手間もそうですが、何よりせっかく節約している携帯代がまた高くなってしまうという悪循環・・・
では一体どうすればいいのか?一つご提案させていただければと思います。
格安SIMを継続利用しつつ子供に格安でキッズ携帯を持たせる方法があります。
親が格安SIMを契約中ならキッズスマホを持たせよう!
親が格安SIMなどの非キャリアを利用中なのであれば、子供にも格安SIMを持たせることで解決します。
とはいえ、今ご契約している「マイネオ」「ラインモバイル」など同じにする必要はありません。
子供には子供のための格安SIMを持たせてあげましょう。
子供に持たせるスマホとして定評があり、月額1,000円から契約することができるのがトーンモバイルと呼ばれるキッズスマホです。
格安SIMを契約してるご家庭の8割はトーンモバイルを子供に持たせています。
無理にキャリアのキッズ携帯を契約しなくても、トーンモバイルで十分その役割を果たしてくれます。
ちなみに、レンタルショップの大手であるTSUTAYAが提供しているサービスなので安心してください。
ポイント
・GPS機能での位置情報の取得
・ネット、アプリ制限
・電話、メールのやり取り可能
・スマホなのでLINE使えます
トーンモバイルを持たせることで、GPS機能を使い子供の位置情報を把握することができます。
GPS機能があるだけでも満足できるかもしれませんね。
また、トーンモバイルはスマホであるため、キッズ携帯とは違いネット通信もできます。
ですが、安心して子供に使わせることができるようにフィルタリング機能も搭載してるので利用制限をつけることができます。
さらに詳しく
ネット利用ができるのでラインをダウンロードすることが可能。
であるため、ライン電話を使うことで通話料を無料にすることもできますし元々050の番号がもらえるので同じ050番号同士であれば通話料も気にしなくて電話ができます。
もし、非キャリアで子供にキッズ携帯を持たせたいと検討中であればぜひキッズスマホであるトーンモバイルの利用を考えてみましょう。
【要検討】キッズ携帯の単独契約はできるがおすすめではない!
ソフトバンクから発売されているキッズ携帯のみまもりケータイ4のみ単独契約ができませんが、基本的にはドコモ、ソフトバンク、auどのキャリアでも単独契約はできます。
しかし、お伝えしたようにGPS機能も使えませんし電話代も高額になりますので意味はあまりなく単独での契約はおすすめしません。
それでも子供にキッズ携帯を持たせたい気持ちがあるのでしたら、ご提案させていただいたキッズスマホであるトーンモバイルの契約を考えてみて下さい。
なんといっても、GPS機能があるので子供の居場所を把握できるのはポイントです。
この時点で三大キャリアでキッズ携帯を契約する以上のメリットだと感じれるはずです。