格安スマホのワイモバイルは、毎月の維持費が安くてお得ということをよく耳にするので、キッズスマホをワイモバイルで契約することができたらお得になるんじゃないか?と考えている保護者の人も多いのではないでしょうか?

しかし、ワイモバイルでは子ども向けのスマホは販売していませんので、大人と同じスマホを利用することになります。
「インターネットの利用を制限したい」「使いすぎを防ぎたい」
などのように、子どもにスマホを持たせたいけれど、利用については制限を付けたいという保護者のみなさん、安心してください。
子ども向けスマホがなくても、ワイモバイルはフィルタリングサービスを無料で提供しているので、大人と同じスマホでもキッズスマホのように、さまざまな利用制限を設定することができるようになっています。
ワイモバイルでキッズスマホを持たせるための方法と、子どもだけで単独契約をした場合に月々の料金がどのくらいになるのかも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
-
ワイモバイルで子供にスマホを契約するなら故障安心パックは必要か考えてみた!
子どものスマホをワイモバイルで契約しようか検討している親御さんは、ワイモバイルの故障安心パックが必要なのか悩んでいる人もいますよね。 ワイモバイルの故障安心パックとは、スマホの修理代金や交換サポートだ ...
子供向けの携帯はワイモバイルにはない?
ワイモバイルには、キッズスマホといった子ども向けスマホの販売はしていません。
そのため、ワイモバイルでキッズスマホを持たせる場合には、通常のスマホを利用してさまざまな制限を付けるということでキッズスマホとしての役割を利用することができるようになっています。
キッズスマホで欲しい機能
・子どもの居場所が分かること
・いつでも連絡がとれること
・有害サイトなどは閲覧できないようにしたい
・アプリを勝手にダウンロードさせたくない
・課金はさせたくない
保護者が子どもにスマホを持たせる上で欲しい機能は、この5つになるのではないでしょうか。
つまり、この機能がスマホで利用することができれば、逆に言うとキッズスマホじゃなくてもいいということになりますよね。
ワイモバイルでは、このような機能を利用することができて、ついでに安く利用することができます。
ワイモバイルでキッズスマホとして使うためのサービスについて解説していきましょう。
ワイモバイルでキッズスマホを持たせるならあんしんフィルターを利用
・ウェブサイト、アプリの利用制限
・利用時間の管理
・発着信履歴などの利用状況の確認
・位置情報の確認
・閲覧制限の詳細設定
ワイモバイルで提供している安心サービスは、ソフトバンクで提供しているインターネットやアプリなどの閲覧に制限をかけたり、利用時間を管理したり、居場所を確認したりすることができる【あんしんフィルター】というサービスを、無料で利用することができます。
このあんしんフィルターは、保護者のスマホやパソコンなどから設定することができるので、子どもが近くにいないときでも制限を変更することも、利用状況を確認することができるようになっています。
ウェブサイト、アプリの利用制限
あんしんフィルターでは、子どもの年齢で段階的に制限をかけることができます。
「小学生モード」「中学生モード」「高校生モード」「高校生プラスモード」の4つの段階から子どもにあった設定を選ぶことで、簡単に利用制限をつけられます。
また、利用制限を個別に設定することも可能なため、指定したサイトやアプリは利用許可をしたり、制限をかけるということもできますので、保護者がしたいような希望の制限を設定することができるよになっています。
利用時間の管理
夜間や学校にいる間は利用することができないように、利用時間を制限することも可能です。
曜日などによって制限を変えることもできるため、子どものスマホの使いすぎを防止することができます。
発着信履歴などの利用状況の確認
発着信履歴や、ウェブサイトの閲覧履歴を確認することも可能です。
子どもが不正なサイトにアクセスしていないか、知らない人に何度も連絡をしていないかなど、保護者が知らないところでトラブルに巻き込まれていないかなどを見守ることができますよ。
位置情報の確認と有料サービスの位置ナビ
参照:ワイモバイル位置ナビ
子どもの居場所を確認できる位置情報にも対応しています。
また、あんしんフィルター以外に、家族でワイモバイルを利用する場合は位置ナビという検索する保護者が月額200円かかる有料サービスがあり、その位置ナビを利用すると設定した時間になったら自動で居場所を検索してくれたり、みまもりマップで指定したエリアに入ると通知が届くようにするサービスを利用することもできます。
閲覧制限の詳細設定
ウェブサイトなどの閲覧制限には、子どもの年齢で簡単に設定ができる機能の他にも、67種類のカテゴリの中から、見ていいカテゴリと見せたくないカテゴリと分けることもできます。
細かくカテゴリが分けれれているので、子どもと相談しながら閲覧制限をかけることができるので、子どもが見たいウェブサイトを利用することも可能にしています。
ワイモバイルでiPhoneをキッズスマホとして使用する場合
ワイモバイルで提供しているあんしんフィルターでも、iPhoneもフィルタリングをかけることはできるのですが、内容によってはiPhoneは対象外になっているものがあります。
例えば、利用状況の確認はウェブサイトの閲覧履歴のみが確認することができて、発着信履歴は確認することができません。
また、居場所確認についてはiPhoneは非対応になってしまいます。
そのためiPhoneの場合は、あんしんフィルター意外に、iPhone本体で制限をかけることで、フィルタリング機能を利用することができます。
ペアレンタルコントロールでの利用制限
iPhoneの場合は、スクリーンタイムという設定を行うことで、フィルタリング機能を利用することができます。
スクリーンタイムは、iPhoneの設定画面から設定します。
スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限を設定する」の項目からさまざまな利用制限をかけられます。
appleストア内で課金をすることができないようにしたり、アプリによって利用を許可するかしないかアプリ利用制限を個別に設定することもできますし、ウェブサイトのアクセスを制限することもできます。
ウェブサイトのアクセス制限は、成人向けサイトを一括で制限したり、許可したサイトのみアクセスすることを可能にしたり、カスタマイズすることも可能です。
また居場所検索についても、iPhoneのサービスである「ファミリー共有」設定を行えば、家族の居場所をいつでも確認することができます。
万が一、子どもがiPhoneを失くしてしまっても「iPhoneを探す」でiPhoneを探し出すことも可能です。
ワイモバイルは子供だけの単独契約もできる!
ワイモバイルでも、キッズスマホのようにさまざまなフィルタリング機能を利用することが分かりましたよね。
あとは保護者が希望することは、子どもにスマホを持たせるなら、できるだけ毎月の維持費を安く抑えたいということですよね。
現在保護者がソフトバンクやauなどを利用していて、なかなか全員でワイモバイルに乗りかえようという気持ちになれないということなら、子どものスマホだけワイモバイルで契約することも可能です。
保護者と子どもが別のキャリアを利用する場合で、一番心配になるのが通話料ですよね。
同じキャリアで家族割などを契約すれば、どのキャリアでも家族間の通話は無料で利用することができますが、キャリアが違うと無料で利用することができません。
しかし、ワイモバイルの料金プランは、10分以内の通話は誰にでも無料で利用することができるお得な料金プランになっているので、子どもだけの単独契約でもお得に利用することができるんです。
ワイモバイルで単独契約する場合の料金プランについても解説していきましょう。
ワイモバイルの料金プラン
・プランS:データ容量3GB
・プランM:データ容量9GB
・プランR:データ容量14GB
ワイモバイルの料金プランはシンプルな3つのプランから選ぶようになっています。
それぞれの料金プランは、データ容量が決まっている定額料金となり、通話は10分以内なら無料で利用することができ、10分以上なら30秒20円で加算されます。
そのため、家族でワイモバイルを契約しなくても、子どもから保護者への通話は10分以内なら無料で利用することができるので、通話料を安く抑えることができるということです。
プランS | プランM | プランR | |
料金プラン | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
新規割(6か月間) | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
おうち割光セット または 家族割引きサービス2回線目移行 | -500円 | -500円 | -500円 |
合計 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
3つの料金プランは、それぞれ2,680円、3,680円、4,680円で利用することができ、2年契約などの縛りなども一切ありません。
家族でワイモバイルを利用するか、または自宅のインターネットをソフトバンク光で利用していた場合は、月額料金から500円の割引きになります。
家族で利用した場合は、2回線目以降の契約回線は500円安く利用することができるのですが、単独契約の場合は割引きすることができませんので、通常通りの料金で利用することになります。
しかし、この料金にデータも通話もすべて含まれているということになりますので、毎月3GB程度のデータ利用量と10分以内で通話を終わらせるようにしてしまえば、2,680円のみで利用することができるので、お得ですよね。
ワイモバイルなら端末本体も安いメリットがある
ワイモバイルの場合は、持ち込みでSIMカードだけを契約することも可能です。
そのため、家族が利用していた以前のiPhoneやandroidスマホをワイモバイルとして利用することができるので、端末代金なしでお得に契約することができます。
また、ワイモバイルでもiPhoneやandroidスマホを販売していますので、新しく購入することもできますよ。
iPhone7
ワイモバイルでiPhoneを購入するならiPhone7がおすすめです。
iPhone7は、防水機能がついたはじめてのiPhoneシリーズで、標準的な機能はすべて搭載された使いやすい端末です。
iPhone7をワイモバイルで購入する場合は、35,784円を一括で購入するか994円×36回の分割、または1,491円×24回の分割払いで購入することができます。
毎月の利用料2,680円に分割金994円が加算されるので、プランSなら月々3,674円からiPhone7を持つことができます。
Xperia8
ワイモバイル初のXperia、Xperia8が10月25日に発売されました。
Xperia8は、縦長ディスプレイで画面が大きいのに片手で操作ができる使いやすいフォルムになっていて、高硬度ガラスを採用した高級感のあるデザインが魅力的です。
スペックも高く、1,200万画素と800万画素のデュアルカメラ搭載で、背景ボケや光学ズームをすることができるので、美しい写真を簡単に撮影することができます。
スペックとしてはミドルレンジモデルになりますので、良すぎることもなく、中高生の子どもが使うには丁度いいスペックになっているのではないでしょうか。
こちらもiPhone7と同じ本体価格35,784円で購入することができます。
カメラ機能が高いスマホがいいなら、iPhone7よりもXperia8がおすすめです。
そ
ワイモバイルで子供に携帯を持たせる場合はフィルタリングサービスを活用
ポイント
・ワイモバイルではキッズスマホは販売していない
・ソフトバンクと同じあんしんフィルターを無料で利用することができるので、安心して子どもにスマホを持たせることができる
・ワイモバイルの料金プランは、データも通話もコミコミ料金になっているため、子どもだけの単独契約でも、10分以内の通話なら家族に通話をしても無料で利用することができる
・ワイモバイルならスマホも安く購入できる
ワイモバイルで、キッズスマホを持たせる方法について解説してきました。
ワイモバイルではキッズスマホという子どもむけのスマホやケータイなどは提供していませんが、スマホにウェブサイトのアクセス制限をつけたり、利用時間を制限したり、居場所を検索したりするあんしんフィルターというフィルタリングサービスを提供しています。
料金プランも、子どものスマホを単独契約でワイモバイルを利用しても、最安値でデータ容量が3GBついて2,680円の維持費で持つことができ、10分以内の通話なら無料で利用することが可能です。
家族でバラバラのキャリアを利用していた場合でも、ワイモバイルなら家族への通話を安く抑えることができるので、子どもだけの単独契約でもお得に利用することができます。
子どもにワイモバイルでスマホを持たせようか検討していた家族のみなさんは、ワイモバイルであんしんサービスを利用すれば、安心して子どもにスマホを持たせられることがお分かりいただけたと思います。
月額料金も安くて、お得なワイモバイルで子ども用のスマホを契約することをおすすめしますよ。