ストラップを買ってきたのに、キッズ携帯の穴に通せない。開封してすぐこれで詰まった、という話をよく聞きます。
キッズ携帯のストラップホールは、普通のスマホケースの穴よりだいぶ小さく作られていることが多いです。力任せに通そうとしてホール周りを傷めてしまう前に、コツと代替手段を知っておいたほうがいいです。

ストラップホールが小さくて通しにくい、その原因
キッズ携帯は防水・防塵性能を持たせる関係で、本体の隙間をできるだけ小さく作る設計になっています。ストラップホールも例外ではなく、市販の一般的なスマホ用ストラップの紐が、そのままではぎりぎり通らない太さになっていることがあります。無理に押し込もうとすると紐がほつれたり、ホール自体を傷つけたりするので注意が必要です。
通しにくいときの裏技。糸とセロテープ
ストラップの先端に細い糸を先に通しておき、その糸を使ってストラップ本体をたぐり寄せるように引っ張ると、力を入れずに通せることがあります。裁縫用の糸で十分です。
セロテープを使う方法もあります。ストラップの先端をセロテープで縦方向に巻いてよじり、細く固めてから穴に通すと、バラけた繊維が引っかかりにくくなり通しやすくなります。どちらも家にあるものでできる方法なので、専用の道具を買う前に試す価値があります。
それでも通らない場合は、無理に力を入れ続けないほうがいいです。ホールの縁は樹脂製で、繰り返し強い力をかけると欠けたり広がったりすることがあります。数回試して通らなければ、次に紹介するストラップホールシートに切り替えたほうが結果的に本体を傷めずに済みます。
ストラップホールシートという選択肢
そもそもストラップホールが小さい、あるいは機種によってはホール自体が使いにくい位置にあるという場合、市販の「ストラップホールシート」を使う方法もあります。本体に貼り付けるシートタイプで、シート側に大きめの穴が空いているため、そこに好きなストラップを通せます。本体のホールを直接使わずに済むので、通しにくさそのものを回避できます。
100均(セリア・ダイソー)で十分な理由
キッズ携帯用のストラップは、わざわざ専用品を探さなくても100円ショップのラインナップで足りることがほとんどです。セリアにはシリコンスマホリング、レザー風ストラップ、ネックストラップなど用途別に揃っていて、キャラクターや動物モチーフのデザインも豊富です。ダイソーには首や肩にかけて使えるスマホショルダーストラップがあり、こちらは塩化ビニール製のシートが付属しているタイプもあります。
キッズ携帯は消耗品として扱ったほうがいい部分もあります。子どもの好みはすぐ変わりますし、紛失や破損のリスクを考えると、高価なブランドストラップより、気軽に買い替えられる100均品のほうが実用的な場面が多いです。
ランドセルへの取り付け方
ストラップを通したあと、本体をランドセルのどこに固定するかも考えておいたほうがいいです。ランドセルの側面にあるナスカン付きの金具に直接引っかける方法が最も一般的ですが、この金具は本来ブザーや水筒ホルダーを吊るす想定で作られていることが多く、キッズ携帯のような重さのあるものを長期間ぶら下げると金具側が緩んでくることがあります。
ランドセルの中の内ポケットに本体を入れ、ストラップの端だけを外側の金具に固定する方法にすると、本体が外にぶつかって傷つくのを防ぎつつ、紛失防止の役割も果たせます。本体をむき出しで外側に吊るすより、内ポケット収納のほうが破損・紛失の両方に強いやり方です。
色・柄で紛失時の見分けがつきやすくなる
学校や学童では、似たようなキッズ携帯を持っている子が複数いることがあります。全員が同じキャリアの同じ機種を使っている学年だと、置き忘れたときにどれが自分の子のものか分かりにくくなります。目立つ色や柄のストラップをつけておくと、本体を直接見なくても遠目で自分の子のものだと判別できるので、防犯目的だけでなく取り違え防止としても実用的です。
ビーズを繋いだ手作りストラップを持たせる家庭もありますが、小さな部品が外れやすいタイプは、下にきょうだいがいる家庭では誤飲のリスクも考えて選んだほうがいいです。学校によっては手作り装飾品の持ち込みそのものを制限しているところもあるので、事前に確認しておくと安心です。
男の子・女の子で選び方は変わるか
基本的な機能に男女差はありませんが、デザインの好みは分かれやすい部分です。低学年の男の子は乗り物・恐竜モチーフ、女の子はキャラクターやパステルカラーが選ばれやすい傾向がありますが、これはあくまで一般的な傾向で、本人の好みを直接聞くのがいちばん確実です。友だちと色や柄がかぶらないようにしたいという要望も、意外とよく聞きます。
切れやすい素材と切れにくい素材の違い
ストラップの素材は、細いビーズ連結タイプは見た目がかわいい反面、金具部分が繰り返しの開閉で緩みやすく、比較的切れやすい傾向があります。一方、平打ちの布製や革製のストラップは、素材そのものが丈夫で長持ちしやすいです。ランドセルの金具に引っかけて毎日出し入れする使い方をするなら、装飾性より耐久性を優先したほうが結果的に長く使えます。
ストラップが切れてキッズ携帯本体を紛失する事故は、防犯ブザーの誤作動よりもむしろ地味に多いトラブルです。定期的にストラップの状態を確認し、擦り切れてきたら早めに交換したほうがいいです。
よくある質問
ストラップについて
Q. ストラップを取り付けると防水性能は落ちますか?
ストラップホールは本体設計の時点で防水を前提に作られている部分なので、正しく取り付けている限り防水性能への影響は基本的にありません。ただし電池カバーやホール周辺のパッキンを傷つけた場合は別なので、無理な力を加えないようにしてください。
Q. ストラップは何個までつけられますか?
ホールの数は機種によって決まっているため、公式に複数個の取り付けを想定していない機種がほとんどです。1つのホールに複数のストラップを通すと、その分穴への負担も増えるので、基本は1本を目安にしたほうが安全です。
Q. きょうだいでお下がりするとき、ストラップも一緒に引き継いでいいですか?
劣化していなければ問題ありません。ただし本人の好みが変わっていることが多いので、引き継ぐ前に本人に確認したほうが結局長く使ってもらえます。
Q. ストラップホールシートはどこで買えますか?
スマホアクセサリーを扱う100均や家電量販店のスマホ用品コーナーで見つかります。粘着シートタイプなので、貼り付け前に本体表面のホコリや油分を拭き取っておくとしっかり接着できます。
Q. 長さはどれくらいがちょうどいいですか?
ランドセルの内ポケットに収納する使い方なら、本体が動いても外に飛び出さない程度の短めの長さが安全です。首から下げるショルダータイプにする場合は、遊具に引っかからないよう、体育の授業や外遊びのときは外させる運用にしたほうがいいです。
ストラップは小さな部品ですが、通しにくさで最初のやる気をそがれたり、切れて紛失につながったりする、意外と侮れない存在です。契約したその日に慌てないよう、通し方のコツだけでも頭に入れておくといいです。
