キッズ携帯の基礎知識

キッズ携帯のマナーモードを遠隔で解除する方法。子どもが電話に出ないときに

何度電話をかけても出ない。慌てて連絡すると「マナーモードにしてたから気づかなかった」というオチはキッズ携帯あるあるです。学校では音を出さない約束になっているので、下校後もそのままになっていることがほとんどです。

本人に直接「マナーモードを解除して」と伝えられればいいですが、それができないから困っているわけです。実は主要3機種とも、保護者側から遠隔でマナーモードを解除する手段が用意されています。ただし操作方法は機種によってばらばらで、統一されたやり方があるわけではありません。順番に整理します。

子持ちママ
「マナー解除」って送るだけなのに、知らなかった頃は何度も電話をかけ直してました

なぜマナーモードのまま気づかないのか

学校のルールで「校内では音を鳴らさない」と決められていて、そのまま下校後もマナーモードを解除し忘れる子は多いです。低学年だと、そもそもマナーモードの意味や、解除しないと着信音が鳴らないという理屈自体をよく理解していないこともあります。習い事や友だちの家に遊びに行くタイミングで音を切ったまま、というケースもよく聞きます。

子ども本人に「マナーモードを解除しておいて」と口頭で伝えても、忘れる・やり方が分からない・そもそも今マナーモードだと気づいていない、という壁があります。だからこそ、保護者側から遠隔で解除できる手段を知っておく価値があります。

auのマモリーノ6は、メッセージ送信だけで解除できる

マモリーノ6は、専用アプリを使わなくても遠隔でマナーモードを解除できます。緊急連絡先として登録した電話番号から、本文に「マナー解除」と入力してメッセージを送るだけです。これでマモリーノ6側のマナーモードが解除され、次にかけた電話の着信音が鳴るようになります。同じ仕組みで、離れた場所から大きな音を鳴らして端末を探すこともできます。アプリのインストールも設定も不要で、いま使っているスマホからすぐ試せるのがマモリーノ6のいいところです。

ドコモは機種によって方法が分かれる

ドコモは少しややこしく、KY-41CとSK-41Dで遠隔操作の方式が違います。KY-41Cは、保護者アプリ「ココツナ」を使う方法と、+メッセージの本文に「マナー解除」と送る方法の両方が使えます。マモリーノ6と同じ、アプリ不要のメッセージ送信方式が使えるということです。

一方、現行機種のSK-41Dは「ツナキッズアプリ」という別のアプリを使って遠隔操作する仕組みになっています。マナーモードの解除自体はアプリから可能ですが、口コミを見る限り、特定の時間帯だけ自動でマナーモードにするようなスケジュール機能はまだ無く、利用者から要望が出ている段階のようです。SK-41Dを使っている場合は、メッセージ送信ではなくアプリ経由が基本だと覚えておいてください。

ソフトバンクのキッズフォン4は、遠隔解除の情報が確認できなかった

キッズフォン本体のマナーモード設定・解除は、音量ボタン(▼)の長押しで本体側から直接できます。ただし、保護者側から遠隔でマナーモードを解除する具体的な手順は、公式マニュアルを確認した範囲では見当たりませんでした。誠実に言うと、この部分はドコモ・auほど情報が整理されていません。キッズフォンの管理者設定には遠隔ロックなどの機能があるので、マナーモードについても管理者設定からできる可能性はありますが、確実な手順が知りたい場合はソフトバンクショップに直接確認したほうがいいです。

キッズフォンには「管理者設定」という、保護者のスマホ番号を登録して各種の遠隔操作を行う仕組み自体は存在します。管理者登録さえ済ませておけば、将来的にマナーモードの遠隔解除に対応する、あるいはすでに対応していて単に情報が広まっていないだけという可能性もあります。契約時に管理者登録を済ませていない家庭は、この機会に設定しておくと損はありません。

事前にやっておきたい設定

どの機種でも共通して言えるのは、緊急連絡先(保護者の番号)を正しく登録しておくことが遠隔操作の大前提だということです。マモリーノ6・KY-41Cのメッセージ送信方式は、登録された番号からの送信でなければ反応しません。契約直後の初期設定で、保護者の番号が緊急連絡先としてきちんと登録されているか、一度確認しておいてください。

遠隔解除がすぐ効かないときに確認すること

メッセージやアプリで解除を試したのに反応がない場合、まず端末が圏外になっていないかを疑ってください。遠隔での設定変更は通信が届いて初めて反映されるので、圏外の状態だと操作自体は受け付けられても端末側に反映されるまで時間がかかります。電池切れで電源が落ちている場合も同様です。

もう一つ、機種によっては送信するメッセージの文言が厳密に決まっていることがあります。「マナー解除」を漢字や表記ゆれ(全角スペースの有無など)で送ると認識されないことがあるので、公式に案内されている文言をそのままコピーして送るのが確実です。

逆に、遠隔でマナーモードにしたいときは

テスト中や授業中など、こちらから遠隔でマナーモードに切り替えたい場面もあると思います。マモリーノ6・KY-41Cの場合、「マナー解除」の逆で「マナー設定」のような文言を送ることで切り替えられる可能性が高いですが、正式な文言は各キャリアの取扱説明書で確認してから使ってください。誤った文言を送ると反応しないだけで実害はないので、まず試してみて反応を見るのも一つの方法です。

塾や習い事の間だけ音を消しておきたい、テスト期間中だけ静かにしておきたいといった使い方もできます。学校のルールで持ち込み自体がマナーモード前提になっている家庭では、こちらの用途で使う機会のほうが多いかもしれません。

よくある質問

マナーモードの遠隔解除について

Q. 遠隔でマナーモードを解除したことは、子ども側に通知されますか?
機種の仕様によりますが、無音で切り替わるのが基本です。何も言わずに解除すると、本人が知らないうちに着信音が鳴って驚くこともあるので、日頃から「離れていてもマナーモードは解除することがある」と伝えておくと親切です。

Q. マナーモードを解除しても着信音が鳴らないことがあります。原因は何ですか?
音量そのものが最小に設定されている、またはイヤホンモードのような別の状態になっている可能性があります。マナーモードの解除と音量設定は別の項目なので、両方を確認してください。

Q. きょうだいで機種が違う場合、覚えることが増えて大変です。
その通りです。マモリーノ6とKY-41Cはメッセージ送信、SK-41Dはアプリと、機種ごとに操作が違います。スマホのメモアプリなどに、子どもごとの機種と操作方法を一覧でまとめておくと、いざというとき慌てずに済みます。

Q. 電池残量が少ないときも遠隔操作は届きますか?
端末の電源が入っていて通信ができる状態であれば届きます。ただし電池残量がぎりぎりだと、操作を受信した直後に電源が落ちてしまうこともあるので、日頃からの充電習慣が遠隔操作の前提を支えている部分でもあります。

マナーモードの解除は些細な操作に見えて、実際に連絡がつかず焦った経験がある家庭ほど価値を感じる機能です。契約したらまず一度、実際に試して手順を確認しておくことをおすすめします。

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