家族みんなでドコモを使っているのに、離れているからファミリー割引きを組んでいないという人はいませんか?
ドコモでは離れて住んでいる家族でも、家族みんなでファミリー割引きグループを組むと、年間12,000円もお得にすることができるみんなドコモ割という割引サービスがあります。
家族で3回線以上ドコモを契約しているなら、回線ごとに月額1,000円を割引きしてくれるので、単独で契約するよりも家族が多ければ多いほどお得になりますよ。

今回は、みんなドコモ割について条件やどのくらいお得になるのかを具体的な例を紹介しながら分かりやすく解説していきます。
みんなドコモ割とは?
参照:みんなドコモ割
みんなドコモ割とは、同じファミリー割引きグループ内で条件を満たした回線数に応じて、月額料金を各回線ごとに最大1,000円割引きする割引サービスのことです。
条件さえ満たしていれば申し込みは必要なく、自動で割引が適用され、条件を満たしている間はずっと割引が続きます。
家族でドコモを使っているだけで、単独で契約しているよりも1,000円も安くすることができます。
年間12,000円も割引されるということなので、月1,000円の割引きでも家計に大きな影響がありますよね。
しかも回線ごとに割引なので、家族3人なら月3,000円も料金プランの価格が変わります。
みんなドコモ割は簡単に最大割引額にすることができますので、どうすればみんなドコモ割を適用することができるのか、詳しく解説していきますね。
みんなドコモ割の割引き対象料金プラン
・ギガホ
・ギガライト
みんなドコモ割の割引対象になっている料金プランは、スマホ専用料金プランの「ギガホ」と「ギガライト」の2つです。

☑【ドコモ】中学生の子供に持たせるスマホの料金プランを分かりやすく解説!
料金プラン | 1回線 | 2回線 | 3回線以上 | |
ギガホ
| ― 6,980円 | -500円 6,480円 | -1,000円 5,980円 | |
ギガライト | ~7GB | ― 5,980円 | -500円 5,480円 | -1,000円 4,980円 |
~5GB | ― 4,980円 | -500円 4,480円 | -1,000円 3,980円 | |
~3GB | ― 3,980円 | -500円 3,480円 | -1,000円 2,980円 | |
~1GB | ― 2,980円 | -500円 2,480円 | -1,000円 1,980円 |
それぞれの料金プランで、条件を満たした回線数が2回線の場合は月々500円引き、3回線以上の場合は月々1,000円が割引かれます。
みんなドコモ割の割引き適応条件
注意ポイント
・ファミリー割引きグループを組んでいること
・音声通話が可能な料金プランを契約している
みんなドコモ割が適用されるためには、まずはファミリー割引きグループを組んでいることが前提になっています。
関連
ファミリー割引きグループ
代表回線となる契約者から見て3親等までの最大20回線まで加入することができ、住所や苗字が別々でも、支払い方法が別でも同じグループで利用することができる
ファミリー割引きグループを組むと、ファミリー割引きグループ内の国内通話が24時間無料になる
参照:ドコモファミリー割引き
意外に、あまり家族と通話はしないからということで、県外に住む家族や親戚などとファミリー割引きを組まずに単独で契約していることも多くなっています。
そのような場合には、ファミリー割引きグループを組んだ方が確実に月額料金を安くすることができます。
そして条件の2つ目、【音声通話が可能な料金プランを契約している】これが最も重要な条件です。
割引対象になる料金プランは、「ギガホ」または「ギガライト」ということで解説しましたが、【割引対象プラン以外を利用していて割引の対象にはならなくても、みんなドコモ割の割引額の回線数のカウントには含まれる】ということになっています。
こちらについて詳しく解説していきますね。
割引き回線数のカウントになる料金プラン
・ドコモが提供している音声通話が可能なすべての料金プランがカウントの対象
・2in1、キッズケータイプラス、キッズケータイプランは対象外
割引回線数のカウントになる料金プランは、「ギガホ」や「ギガライト」以外もカウントの対象になります。
つまり、家族でケータイプランや旧料金プランのカケホーダイやシンプルプラン、FOMAの料金プランを使用している人がいるなら、その人たちは割引を受けることができませんが、対象料金プランを利用している家族の割引額は、回線数のカウントに含まれているということです。
みんなドコモ割のカウントのモデルケース
ドコモの公式サイトにあるモデルケースを見てみましょう。
4人家族でみんなバラバラの料金プランを使っていて、お父さんは旧料金プランの「カケホーダイ」、お母さんは「ギガライト」、息子は「キッズケータイ専用プラン」、娘は「ギガホ」というようになっていますね。
この4人でみんなドコモ割の割引対象になるのは、料金プランをギガホとギガライトにしているお母さんと娘の2人になります。
この場合なら2人だから500円ずつの割引き?と思われがちなんですが、カウント対象は旧プランも含まれていますので、お父さんのカケホーダイプランもカウントには含まれます。
ただし、割引の対象にはなっていません。
お母さんと娘はカウント対象が増えるので、3回線以上の割引きということになり、月額1,000円ずつ割引きされているということになります。
息子はカウント対象外のキッズケータイ専用プランのため、カウントの対象にもならないですし、割引も受けることができません。
このように、家族の中で自分だけがスマホで「ギガホ」や「ギガライト」を利用していたとしても、ファミリー割引きグループを3回線以上で組んでいる場合には、簡単に最大割引額の1,000円を割引けるということになります。
ケータイを利用するよりもスマホを利用した方がお得
スマホは高いと思われがちですが、実際はケータイの時よりもスマホにした方が月額料金を安く抑えることができる場合があります。
みんなドコモ割は、料金プランが旧料金プランであってもカウント対象となるということなので、月々の料金を簡単に1,000円割引きすることが可能ということが分かりましたよね。
そのため、料金プランの月額料金を安く抑えることができますので、ドコモケータイを利用したり、FOMA回線を利用している場合よりも月額料金を安くすることができるんです。
具体的な月額料金をシミュレーションしていってみましょう。
ケータイプランを利用した場合
参照:ケータイプラン
現在ドコモで発売されているケータイの料金プランは、ケータイプランを利用することになっています。
月額料金 | 1,200円 |
利用可能データ量 | 100MB |
国内通話料 | 家族間無料 家族以外は30秒20円 |
みんなドコモ割カウント対象 | 〇 |
併用できる割引サービス | dカードお支払割 |
ケータイプランは月額1,370円の料金プランで、2年定期契約または月々の支払いをdカードで支払うとdカードお支払割が適用されて、月額1,200円で利用することができます。
みんなドコモ割のカウント数の対象にはなりますが、割引対象にはなっていませんので、月額1,200円から安くすることはできません。
また、他の割引きサービスについても対象外となっているため、ケータイを購入した場合の最も安い維持費は1,200円ということになっています。
ギガライトなら最安値980円
続いて、「ギガライト」の料金プランで利用した場合の月額料金を計算してみましょう。
ギガライト | ~1GB 2,980円 | ~3GB 3,980円 | ~5GB 4,980円 | ~7GB 5,980円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,000円 | |||
学割またははじめてスマホ割 | -1,000円 | |||
ドコモ光セット割 | ― | -500円 | -1,000円 | |
合計 | 980円 | 1,480円 | 1,980円 | 2,980円 |
「ギガライト」は0GB~7GBのデータ容量がついている料金プランで、4段階で定額料金が分かれているため、使った分だけの定額料金で利用することができます。
このギガライトでデータ量が1GB以下だった場合には、月額2,980円で利用することができる料金プランです。
みんなドコモ割の割引対象料金プランのため、ファミリー割引きグループでカウント対象の回線数が3回線以上だった場合には、月額1,000円がずっと割引が続きます。
併用可能な割引サービス
・ドコモの学割2020
・はじまてスマホ割
・ドコモ光セット割
さらに、みんなドコモ割は他の割引サービスと併用することが可能で、「ドコモの学割2020」または「はじめてスマホ割」が適用で、月額1,000円が12か月間割引きされるため、ギガライトで1GB以下だった場合には、月額980円で利用することができます。
ケータイプランよりもスマホの方が安く利用することができるということになります。
キッズケータイプランからスマホにしても月額料金はほぼ変わらない
はてな
キッズケータイは月額料金が500円だから、キッズケータイからスマホにしたらすごく高くなるでしょ?
と思いますよね。
でも、夫婦2人と子ども1人のトータルで考えると、実際は大して価格は変わらないんです。
メモ
・父:ギガホ
・母:ギガホ
・子ども:キッズケータイプラン→ギガライト
この場合で計算してみましょう。
父:ギガホ、母:ギガホ、子ども:キッズケータイプランの場合
父と母のギガホ | 6,980円 | 6,980円 |
みんなドコモ割(2回線) | -500円 | -500円 |
合計 | 6,480円 | 6,480円 |
キッズケータイプラン | 500円 | |
家族合計 | 13,460円 |
父:ギガホ、母:ギガホ、子ども:ギガライト(~1GB)の場合
父と母のギガホ | 6,980円 | 6,980円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,000円 | -1,000円 |
合計 | 5,980円 | 5,980円 |
子ども:ギガライト(~1GB) | 2,980円 | |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,000円 | |
学割またははじめてスマホ割(12か月間) | -1,000円 | |
合計 | 980円 | |
家族合計 | 12,940円 | |
12か月後の合計 | 13,940円 |
キッズケータイプランは月額500円で利用することができるため、キッズケータイプランだけを見れば、確かにギガライトの最安値980円よりも安いことが分かります。
しかし、子どもがキッズケータイプランからギガライトに変更した場合には、みんなドコモ割が2回線の割引き500円だったのが、3回線以上となるために月額1,000円が割引きされます。
子どもはキッズケータイからなら、「学割」または「はじめてスマホ割」が適用になるので、12か月間1,000円が割引きされます。
そのため、キッズケータイプランの方が月額料金が安いけれど、家族3人の合計では子どもがギガライトにした最初の12か月間の方が月額料金が安くなるということになります。
ちなみに、ギガライトが980円で利用することができるのは、併用した割引サービスが適用される12か月間だけです。
その後は1,000円がプラスされることになりますので、月額1,980円が最安値です。
1,980円の場合でトータルすると、家族3人で13,940円ということで、キッズケータイプランの時よりも480円のプラスということになります。
スマホにするとすごく高くなるというイメージがありますが、実際は月額料金だけで考えればほとんど同じ料金で利用することができるということになっています。
みんなドコモ割は家族みんなでドコモなら簡単に1,000円が割引きできる
ポイント
・みんなドコモ割は「ギガホ」または「ギガライト」を利用していて、家族でカウント対象料金プランを3回線以上で利用していれば、月額1,000円が割引きできる
・カウント対象プランは、2in1、キッズケータイ専用プラン以外の音声通話が可能な料金プランなら、旧プランでもカウント対象になる
・家族でドコモを使っているなら、料金プランを「ギガホ」「ギガライト」にするだけで年間12,000円も割引きになる
みんなドコモ割について解説してきましたが、いかがでしたか?
みんなドコモ割は、割引対象になるのはスマホの専用プランである「ギガホ」と「ギガライト」だけですが、カウントの対象は旧プランやFOMAの料金プランでも対象になるため、家族3回線以上でファミリー割引きグループを組んでいた場合には、最大1,000円が簡単に割引きできます。
みんなドコモ割が適用されるだけで、単独で契約する場合よりも年間12,000円もお得にすることができますので、離れた家族とファミリー割引きグループを組んでいない場合には、すぐにグループに加入することをおすすめします。
ドコモのスマホデビューなら、家族みんなをお得にすることができますよ。