「ドコモのあんしんフィルターって子供にスマホを持たせるならいる?」
子どもにスマホを持たせるときにインターネットの有害サイトや不適切なアプリについて心配になりますよね。
インターネットでのトラブルは年々増加していて、自分の子どもは絶対大丈夫とは言い切れなくなってきました。
ポイント
現在は、18歳以下の子供にスマホを持たせる場合【青少年インターネット環境整備法】によってフィルタリングの導入が義務付けられています。
そのため、ドコモでもお子さんがスマホを持つときは必ず契約の際に必ずフィルタリングを導入することになっています。
ドコモのフィルタリングはあんしんフィルターfor docomoというアプリです。
では、ドコモのあんしんフィルターは何をどこまで制限できるのかが重要になってきますよね。
インターネットと言ってもサイトやアプリは何千、何万と膨大な量です。
ドコモのあんしんフィルターでできることをはじめ、どのように設定をするのか詳しく理解しておきましょう。
今回はドコモのあんしんフィルターについて分かりやすくまとめました。
子供にスマホを持たせることを検討中の親御さんはぜひ参考にしていってくださいね。
ドコモあんしんフィルターとは?
あんしんフィルターfor docomoとは、インターネット上にある出会い系サイトなどの不適切なサイトやアプリなどにアクセスができないように制限をかけます。
結果、子供をインターネットの事件から守ることを目的としたアプリです。
子供が大きくなれば、ドコモキッズケータイを解約してスマホを持たせるタイミングが来ると思います。
その際に、ドコモのあんしんフィルターを活用すれば利用制限を簡単にかけれます。
安心して中学生や高校生の子供にスマホを持たせることが可能になるのが大きなメリットだといえるでしょう。
以前はアプリではなくドコモの回線上でフィルタリングをかけていました。
今ではスマホが普及したことによりアプリにすることで、Wi-Fi接続時でもフィルタリングができます。
昔と比べてドコモのあんしんフィルターの設定もカスタマイズしやすくなってますよ。
子供の年齢によってインターネットのフィルタリングの強さは違いが出てくると思います。
自由に保護者がカスタマイズできるようになった点でもより使いやすくなってます。
申込み | 不要 |
月額料金 | 無料 |
無料アプリなのでドコモのあんしんフィルター利用はドコモに申込みする必要はないです。
アプリをインストールするだけですぐに使えるのもポイントですね。
スマホを子供に持たせるならドコモのあんしんフィルターは必要?
契約者が20歳未満、または利用者が18歳未満だった場合は、スマホを契約するときに必ずフィルタリングサービスに加入することが必要になっています。
もし、フィルタリングサービスに加入しない場合はフィルタリングサービス不要申出書の提出が必要になっています。
フィルタリングサービスに加入したとしても店頭で初期設定をしない場合は親権者からの同意書の提出が必要です。
フィルタリングサービスについては徹底した対応をとっています。
さまざまな未成年の事件にはインターネットのトラブルが背景にある場合が増えています。
悪質なサイトなどはパッと見ただけでは健全なサイトと変わらないような作りになっているのがほとんどです。
私たち大人でも簡単に見抜くことができないことは少なくないです。
現実としてインターネットを悪用して未成年を騙そうとしている人もたくさんいます。
そういったトラブルや事件から子どもたちを未然に防ぐためにもあんしんフィルターfor docomoは必要なサービスです。
必ず加入するようにしましょう。
では、あんしんフィルターfor docomoでできることについてまとめましたので解説していきますね。
ドコモあんしんフィルターでできること
ドコモのあんしんフィルターでは何ができてどこまで利用制限がかけれるのかが一番大事ですよね。
あんしんフィルターfor docomoでできることを分かりやすく一覧にしました。
アクセス制限 | 出会い系サイトなど有害サイトへのアクセスを制限 |
制限レベル設定 | 学齢に応じた制限レベルに一括で自動設定 |
保護者ページでフィルター設定カスタマイズ | 保護者がフィルターをカスタマイズできる |
アプリ利用制限 | インストールしたアプリの利用を制限 |
アプリ使い過ぎ防止 | 時間や曜日ごとでアプリの起動を制限 |
歩きスマホ防止 | 歩きながらスマホを操作すると警告画面を表示 |
端末設定変更の制限 | 子どもによるあんしんフィルターの無効かを防ぐ |
Wi-Fi接続制限 | Wi-Fiでのインターネット利用を制限 |
お知らせメール機能 | あんしんフィルターの利用が一定期間ない場合保護者にメールでお知らせ |
インターネットへのアクセス制限からアプリの制限は基本としてできます。
さらにWi-Fiの制限やスマホ本体の制限までさまざまな制限をかけることができるようになっています。
それぞれのドコモのあんしんフィルターのできることについて詳しく解説していきます。
怪しいサイトへはアクセスできないように制限
アクセス制限はインターネットを閲覧するときに、アクセスしても問題ないサイトかどうかネットスター社より提供されたURL情報に基づいてサイトへのアクセスを制限します。
ドコモ回線ではなくWi-Fi接続時もアクセスを制限することができるので、有害な出会い系サイトなどへのアクセスを防ぐことができます。
有害サイトにアクセスしても制限画面が表示されてサイトを閲覧することは一切できません。
子供の年齢に合わせて制限レベルを設定できる
アクセス制限にレベル設定をすることが可能です。
レベルは学齢によっておすすめ一括自動設定をすることも可能です。
レベル | 制限カテゴリ |
高校生プラス | 出会い系、大人向けサイト |
高校生 | SNS、掲示板、出会い系、大人向けサイト |
中学生 | 懸賞、成人娯楽、SNS、掲示板、出会い系、大人向けサイト |
小学生 | ゲーム、動画、音楽、懸賞、成人娯楽、SNS、掲示板、出会い系、大人向けサイト |
それぞれのレベルによって制限カテゴリが分かれています。
学齢によるおすすめレベルのため、必ずその学齢の制限でなくてはならないということはありません。
ですが、小学生などは保護者と連絡が取れて居場所を検索することが目的でスマホを持たせている場合が多いですよね。
と考えれば強い制限は必要だと考えます。
ゲームなどは保護者のスマホでやればいいですしね。
親のスマホからフィルタリング設定ができる
あんしんフィルターfor docomoのアプリをダウンロードしたときに保護者アカウントを登録することができます。
保護者アカウントを登録すると、保護者のスマホやパソコンからお子さんのあんしんフィルターをカスタマイズすることができるようになります。
カスタマイズができると、アプリを個別で制限をかけたり、はずしたりすることができるので、お子さんと相談して使いたいアプリと制限をかけたいアプリを相談して決めることができます。
パスワードを必須にしてアプリ利用を制限できる
インストールしたアプリの利用を制限することができます。
制限されているアプリを利用したいときはその都度保護者が設定したパスワードを入力する必要があります。
毎回パスワードの入力が必要なため、お子さんが一人でいるときにアプリを利用することができなくなります。
保護者が近くにいるときにしかできなくなるので、近くでアプリの利用を見守ることができます。
アプリの利用時間を設定し起動できなくできる
アプリの利用時間や曜日を設定することができます。
学校に通学している間や、夜21時以降など保護者が設定した時間帯はアプリを起動できなくすることができます。
また、曜日ごとに設定を変えることもできます。
授業中や深夜まで熱中してアプリをされては困りますよね。
この利用制限を設定すると、制限中は画面から制限したアプリのアイコンが消えるようになっています。
アイコンが消えてしまってはアプリを起動することはできませんので、徹底していてお子さんもあきらめるしかなさそうですよね。
歩きスマホを防止
歩きながらスマホを操作すると思わぬ事故に繋がり、大けがをすることやトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ついつい歩きながらスマホを操作してしまいがちなお子さんには歩きスマホ防止の制限をつけましょう。
この制限をつけると歩行中であることを検知して警告画面を表示してくれます。
子供が勝手にスマホの設定を変更できないよう設定
お子さんがあんしんフィルターを外そうとして、スマホ本体を初期化しようとしたりあんしんフィルターを無効かしようとしたりすることを制限することができます。
Wi-Fi接続の制限も可能
Wi-Fiに接続しているとついついインターネットが使い放題なので何時間でもゲームをしてしまう子も多いです。
その場合はWi-Fi接続制限をつけることによってWi-Fiに接続できなくなり、インターネットの利用を制限することが可能になります。
フィルターが無効化されたらメールが届く
3日間あんしんフィルターの利用がない場合、保護者にお知らせメールで通知します。
あんしんフィルターを無効化したりアンインストールした場合にお知らせメールを通知するので、お子さんが勝手にあんしんフィルターを無効化したらすぐにわかるようになっています。
ドコモあんしんフィルターの注意点
あんしんフィルターfor docomoはお子さんを悪質で有害なサイトから守るためのアプリですが、確実にすべてのサイトやアプリから守れるというわけではありません。
いくつかあんしんフィルターfor docomoの注意点があります。
注意
・電話、電卓、アラーム、エリアメール、ドコモ位置情報などのスマホが正常に動く為にシステム的に必要なアプリやスマホの基本的な機能として利用するアプリの起動は制限できません。
・歩きスマホ防止機能は、歩行状況や利用環境によって歩きスマホを検知できない場合もあります。
このように、100パーセントアプリが制限をかけてくれるわけではなく、利用状況や電波状況などによっては制限がかかっていない場合があります。
子供にスマホを持たせるならドコモあんしんフィルターは必須!
ドコモのフィルタリングサービスであるあんしんフィルターfor docomoでできることについて解説してきました。
あんしんフィルターfor docomoでできることは、
ポイント
・アクセス制限
・制限レベル設定
・保護者ページでフィルター設定カスタマイズ
・アプリ利用制限
・アプリ使い過ぎ防止
・歩きスマホ防止
・端末設定変更の制限
・Wi-Fi接続制限
・お知らせメール機能
制限レベルは4段階に分かれていて、動画や音楽サイト、SNS、ゲームなどのサイトまで制限する一番強いレベルが小学生レベルです。
一番制限が弱いのが高校生プラスのレベルです。
どのレベルでも出会い系サイトや大人向けサイトには制限がかかります。
お子さんの中には、SNSも動画サイトもゲームも好きなようにしたい!という子もいてフィルタリングで制限をかけることを拒否する場合もあります。
スマホのアプリは楽しくて夢中になってしまうものばかりなので、時間を気にせず集中してしまうこともありますよね。
あんしんフィルターfor docomoはカスタマイズ性が高いので、保護者とお子さんのどちらも納得いくような制限の設定を相談しながら決めたり、フィルタリングの設定で時間制限を設けてお子さんがスマホを触る時間に制限を付けてあげることも大切です。